どんなことをするの?
寺子屋なのでお勉強をするところだと思いますか?
でもここでは塾みたいに先生の授業を受けたりテストを受けたりはしません。
プリントをたくさんすることもありません。
ここでは絵を描くだけ。
え、それだけ?と思うかもしれませんが、
なんと絵を描くだけで賢くなっちゃいます。
上手に描く必要はまったくないので絵が苦手でも問題ありません。
どんぐり倶楽部の「良質の算数文章問題」を使っています。
どうして絵を描くだけで賢くなるの?
まず、賢いとはただ単に学校や塾の勉強が出来ることをさしている訳ではありません。
自分で考えることのできる頭を持っていること。
それをここでは重視しています。
人間は考える葦です。
しかし考えることを苦痛に思う、考えることを放棄する子どもが非常に多くなっています。
教わっていないことは分からないと思わされている子どもがたくさんいます。
最近やっと考える力、思考力などが重視されてきていますが、手法としては今までとあまり変わっていません。
基礎を教え込み、習熟させ、応用を解かせる程度では本当の子どもの考える力はつきません。(むしろ力を奪っていることも多々あります)
何もないところから生み出せる力が子どもにはもともと備わっている。
それを信じて、自ら工夫し考える機会を与えてあげるのがどんぐりだと思っています。
どんぐり倶楽部の算数文章問題って?

算数の文章問題をヒントは一切なしで解きます。
年長さん~小学6年生までで全学年100題ずつあり、計700題あります。
学校の問題のように、問題に出てくる数字を足したり引いたり掛けたり割ったりすれば解けるという単純な問題はありません。
基礎を全く知らなくても教えていなくても、絵を描けば解けるのです。
答えを出すことは一番の目的ではなく「考える」ことそのものが目的です。
答えはおまけです。
分かるとは見えること=描けること。
英語では分かるということを「I see.」見えると言いますし、日本語でも「話が見えた」などと言います。
考えるとはそのイメージを動かすこと。
ただ頭の中で全てしようとすると処理しきれないので、自分が理解していることを紙に描き出します。
そして実際に目で見る事によって、そのイメージを動かして考えることができるようになります。
大人が効率が良いと思っている方法とは全く別の方法で解く子どももいますが、それこそがその子自身が自ら生み出したオリジナルの思考です。
自ら考える力というのは、こういうことを言うのではないでしょうか。
その独自のオリジナルの思考こそ大切にすべきものだと思います。
どんぐり寺子屋HACHI8では…
実はどんぐりはご家庭でできます。
週に2回、1時間くらい時間をとれれば親子で出来ます。
でも親というのは、ついつい口を出したくなってしまうもので、どんぐりがうまく進められない場合もあります。
またおうち以外の方が集中して出来るというお子さんもいます。
一人でやるよりもお友達と一緒にやる方が楽しんでできる子も多いです。
そんな時に少しでもどんぐりを続ける力になれたらという思いで寺子屋を始めました。
- 普段はおうちでやっているけど、たまに誰かに相談したくなる
- このやり方で良いのか迷っている
- 親子でやる時間がとれない
- ついついヒントを与えてしまう
- 親が正解にこだわってしまう…などなど
分かっていてもなかなかできない!ということも多々あります。
「答えはおまけ」と分かっていても正解に導きたいと思ってしまうのが親です。
そんな時、やっぱりどんぐりは向いてないわ…と諦める前に、
是非ご相談だけでもどうぞ。